こんにちは。おもち(@omochibigaku)です。
このページではOpenSeaでNFTアートを別ウォレットに送る(トランスファーする)方法についてわかりやすく解説していきます。
こんな人におすすめです
- NFTのGiveaway企画をやってみたい!
- ハッキング対策として保管用ウォレットに送りたい!
イーサリアムチェーンをつかって送る場合
- ガス代はETHで払う
- 1枚送るのに300円ほどかかる
以前は1枚送るのにガス代が3,000円ほどかかっていました。2022.06にOpenSeaの規格がかわり、ガス代が大幅に削減されました。
ポリゴチェーンをつかって送る場合
- ガス代はMATIC(マティック)で払う
- 1枚送るのに1円もかからない
ポリゴンはガス代が安いため、作品を大量配布したい人に向いています。
それでは一緒にやっていきましょう!
STEP1.NFTアートを送る枚数の設定をしよう

NFTアートを送る場合、
- 1枚限定の作品をおくる
- 同じ作品を何枚も複製して大量におくる
の2種類があります。
1枚限定の作品を送る場合は、STEP2へ進んでください。
同じ作品を何枚も複製したい場合は、事前に設定しておく必要があります。
設定は新しいアイテムをつくる画面でできます。

こちらのページの下の方にある

『Supply』の数値をかえることで何枚複製するかを設定することができます。
限定1枚で配布したい方はSupplyの数値は1のままで大丈夫です!
念のため、こちらの注意書きにも目をとおしておきましょう。

日本語にしたものがこちら。

ざっくりいうと、何枚も複製した作品は『NFT』ではなく『FT』の位置づけになりますと表示されています。
ちなみにイーサリアムの場合、

初期設定ではSupplyの数値が変更できないようになっています。
限定1枚で配布したい方はSupplyの数値は1のままで大丈夫です!
Supplyの数値を変更したい場合は、URLの末尾に『?enable_supply=true』と追加してみましょう。

そうすると、

Supplyの数値が変更できるようになります。
個人的には、イーサリアムチェーンだと1枚送るたびにガス代がかかるので、作品の価値をさげてまで複製コピーして配布する必要はないのかなと考えています。
STEP2.送り先のウォレットアドレスを手にいれよう

NFTアートを送るときは、送り先の『ウォレットアドレス』が必要です。
Giveaway企画の場合は当選した方から『ウォレットアドレス』を教えてもらいましょう。
送りたい方のOpenSeaプロフィールページがわかるなら、名前の下にあるウォレットアドレスをコピーして手にいれることも可能です。
STEP3.OpenSeaで送りたいNFT作品の詳細ページをひらこう

ウォレットアドレスを手にいれたら、送りたいNFT作品の詳細ページをひらきましょう。

作品タイトルの下にあるオーナーの名前が『Owned by you』になっていることを確認してください。
STEP4.送り先のウォレットアドレスを入力しよう

画面右上にある『Transfer』ボタンをクリック。

トランスファーの設定画面がひらきました。

『Address』にSTEP2で手にいれた送り先のウォレットアドレスを入力してください。

入力できたら『Transfer』ボタンをクリック。
STEP5.ガス代(手数料)をはらってNFTアートを送ろう

発生するガス代が表示されるので内容を確認して『確認』ボタンをクリック。

しばし待ちます。

トランザクションの処理が完了。

これでNFTを送ることができました!
STEP6.NFTアートがきちんと送れたか確認しよう

NFTアートがきちんと送れたか確認しておきましょう。
『View item』ボタンをクリック。

作品ページをひらいてオーナーの名前を確認します。
念のため、送り先のウォレットにきちんと入ったかについても確認しておきましょう。

送り先のウォレットのなかに、自分が送ったNFTが入っていればOKです!
なお、NFTGiveaway企画をやるときは、ツイートにフォローをうながす文章をいれておくとフォロワー獲得が期待できます。
またエアドロするとコレクションの『owners(オーナー)』の数がふえるので、コレクション立ち上げ初期は戦略的に取り入れていくのもおすすめです。
ただしコレクションの『volume traded(取引量)』が増えるわけではないので、バランスよく取り入れていく必要があります。