こんにちは。おもち(@omochibigaku)です。
こちらのページではApprove(アプルーブ)したままになっている暗号資産やNFTコレクションをRevoke(リボーク)する方法についてわかりやすく解説していきます。
こんかいは『Revoke.cash』をつかってリボーク(承認取り消し)をしていきます。
Revoke.cash以外でリボークしたい場合は、こちらをどうぞ。
Revoke.cashの使い方のみ知りたい方はSTEP1に進んでください!
STEP0.Approve(アプルーブ)とRevoke(リボーク)とは?
Approve(アプルーブ)とは送付許可をあたえること
Approve(アプルーブ)とは、ウォレットに入っている暗号資産やNFTの送付許可を相手に与えることをいいます。
🔰NFT講座🔰
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) June 25, 2022
詐欺の手法でよくつかわれる『Approve(アプルーブ)』についてまとめました
【アプルーブ(承認)とは】
✅ウォレットからNFTを送って🆗
👉スムーズに売買するために必要
【詐欺サイトで承認すると】
⚠️ウォレットから勝手に送付される
メタマスクで『承認』ボタンおすときは要注意です🙌 pic.twitter.com/JGOQTu6GER
こちらのツイートのとおり。

ざっくり言うと、自分のウォレットから暗号資産やNFTを送ってもらってOKです!という許可を相手にあたえることをいいます。

たとえば、OpenSeaに送付許可をあたえた場合、買いたい人があらわれたときOpenSeaが自動で対応してくれるため、スムーズに取引できて便利です。
アプルーブは1回するごとに手数料(ガス代)がかかります!

しかし万が一、詐欺サイトに対して送付許可を与えてしまうと…

資産をすべて抜きとられる事態につながります。
Revoke(リボーク)とは送付許可を取り消すこと
Revoke(リボーク)とは、暗号資産やNFTの送付許可であるApprove(アプルーブ)を取り消すことをいいます。

リボークすることで、自分のウォレットとの接続が解除されるので、資産を守ることができます。
リボークは1回するごとに手数料(ガス代)がかかります!
それでは実際にやっていきましょう!
STEP1.Revoke.cashの公式サイトをひらこう

Revoke.cashの公式サイトをひらきます。
STEP2.MetaMask(メタマスク)を接続しよう

トップページがひらいたら画面中央にある『Connect Wallet』ボタンをクリック。

『MetaMask』を選択。

パスワードを入力して『ロック解除』ボタンをクリック。

接続先サイトが『https://revoke.cash』になっていることを確認してから『次へ』ボタンをクリック。

接続先サイトが『https://revoke.cash』になっていることを確認してから『接続』ボタンをクリック。

これでメタマスクが接続できました。
STEP3.Revoke.cashの使い方を知ろう
暗号資産の情報とNFTの情報をきりかえる方法

まずは暗号資産の情報とNFTの情報をきりかえる方法についてです。
ウォレットに入っている暗号資産の情報をみたい場合は、画面中央にあるスライドの白丸を左側に移動します。

そうするとウォレットに入っている暗号資産の情報が表示されます。

ウォレットに入っているNFTの情報をみたい場合は、画面中央にあるスライドの白丸を右側に移動します。

そうするとウォレットに入っているNFTの情報が表示されます。
ブロックチェーン(ネットワーク)をきりかえる方法

つづいてはブロックチェーン(ネットワーク)をきりかえる方法についてです。
画面中央にある暗号資産のマークによって、今、どのブロックチェーンの情報が表示されているのかがわかります。

別のブロックチェーンにきりかえたいときは、画面右上にある『拡張機能』マークをクリック、『MetaMask』を選択。

きつねマークの右側にある文字列の下向き矢印をクリック。

お好きなネットワークを選択してください。
ここでは『Polygon Pos(Matic)Mainnet』を選択してみます。

そうすると画面中央の暗号資産がMatic(マティック)にかわりました。

表示される内容も、ポリゴンチェーンに接続したときのウォレットに入っている暗号資産の情報にかわりました。

メタマスクのネットワークをBSC(バイナンススマートチェーン)に変更すると、

画面中央の暗号資産がBNBにかわりました。

表示される内容も、バイナンススマートチェーンに接続したときのウォレットに入っている暗号資産の情報にかわります。
STEP4.Revoke(リボーク)でApprove(アプルーブ)を解除しよう

それではリボークしていきましょう。
Approveを解除したい(送付許可を取り消したい)項目の右側にある『Revoke』ボタンをクリック。

NFTもおなじように、送付許可を取り消したい項目の右側にある『Revoke』ボタンをクリックすればOK!

発生するガス代が表示されるので、内容を確認して『確認』ボタンをクリック。

トランザクションが提出されました。

これでリボークは完了です!

MATICのApproveが解除されました。
定期的に見直して、しばらくつかっていないApproveはこまめにリボークするようにしましょう。
以上、Approve(アプルーブ)したままになっている暗号資産やNFTコレクションをRevoke(リボーク)する方法についてでした。