世界一わかりやすい【NFT用語集】
こんにちは。おもち(@omochibigaku)です。
こちらのページでは、NFTに関する用語や最新キーワードについてわかりやすく解説していきます。
気になる用語をクリックしてね!
あ行
- アイ ピー オー(IPO)
IPO(Initial Public Offering)とは、イニシャル・パブリック・オファリングの頭文字をとった言葉で、株式を発行して資金調達することをいいます。
株式を発行するにはきびしい審査があるため、だれでも簡単に発行できるわけではありません。
国境などの壁もあり、世界中の投資家から資金を集めるのはむずかしい側面があります。
- アイ シー オー(ICO)
ICO(Initial Coin Offering)とは、イニシャル・コイン・オファリングの頭文字をとった言葉で、独自トークンを発行して資金調達することをいいます。
誰でも簡単に発行でき、国境をこえて送金できるため、世界中の投資家から短期間で資金を集めることが可能に。
ただ第三者のきびしい審査がないため、投資家から資金を持ち逃げする悪質なプロジェクトも多く、投資家が詐欺にだまされることも。
- アイ イー オー(IEO)
IEO(Initial Exchange Offering)とは、イニシャル・エクスチェンジ・オファリングの頭文字をとった言葉で、独自トークンを暗号資産取引所で発売して資金調達することをいいます。
暗号資産取引所に独自トークンを上場させるには一定の審査があるため、悪質なプロジェクトが入りにくく、投資家が詐欺にだまされることも少ないです。
ただ審査に時間がかかるため、すぐに資金調達することはむずかしく、投資家側も個人情報を明かして口座開設する必要があり、参入するハードルは高めです。
- アイ ディー オー(IDO)
IDO(Initial DEX Offering)とは、イニシャル・デックス・オファリングの頭文字をとった言葉で、独自トークンを分散型取引所で発売して資金調達することをいいます。
分散型取引所に独自トークンを上場させるにあたり、DEXごとの審査はあるものの、きびしい審査が行われるわけではないため、悪質なプロジェクトが紛れ込む可能性あり。
プロジェクト側はスムーズに資金調達でき、投資家側も口座開設が不要なため、参入しやすくなっています。
- アプルーブ(Approve)
アプルーブとは、通貨やNFTを移動させる権限を相手に与えることをいいます。
取引をスムーズに行うために必要な権限です。
悪い相手に誤ってアプルーブを与えてしまうと、ウォレットの資産を勝手に移動されてしまうため、与える相手は慎重にえらぶ必要があります。
- アローリスト/アラウリスト(AL)
アローリスト(AL)とは『Allow List』の頭文字をとった言葉で、通常販売よりも前にNFTがゲットできる権利のことをいいます。
ちなみに『エーエル』とよぶこともあります。
以前は『ホワイトリスト(WL:White List)』と呼ばれていたものの、白黒など人種差別的な意味が含まれるという考え方から、現在では『AL』が使われるようになりました。
- ERC-20
ERC-20とは、イーサリアムブロックチェーンで使える仮想通貨を発行できる規格のことをいいます。
ETH(イーサ)、USDC(USDコイン)、USDT(テザー)など、多くの仮想通貨がERC-20の規格をつかって発行されています。
A君がもっているETHとB君がもっているETHは価値が同じで代替が可能なので、FT(Fungible Token:ファンジブルトークン)とよばれます。
- ERC-721
ERC-721とは、デジタルデータに個別のIDをつけれる規格のことをいいます。
CNPやLLACなど、多くのコレクションがERC-721の規格をつかってトークンを発行しています。
A君がもっているトークンとB君がもっているトークンは価値が異なり代替が不可能なので、NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブルトークン)とよばれます。
- ERC-1155
ERC-1155とは、ERC-20とERC-721の両方が扱える規格のことをいいます。
FT(ゲーム内で使える通貨)とNFT(貴重なアイテム)の両方が発行できるため、ブロックチェーンゲームなどでよく使われます。
1度の取引処理で複数のトークンが送れるため、ガス代(手数料)も安く作業時間も減らせるので、採用するコレクションも多いです(ikehaya PassやCNP Makimonoなど)。
- ERC-6551
ERC-6551とは、ERC-721で発行されたNFTにウォレット機能がつけれる規格のことをいいます。
NFTに個別のウォレットアドレス(TBA:Token Bound Account)が付与されるため、そのアドレス宛に通貨やNFTを送ることが可能に。
例えば、ERC-6551を採用している『CNP Ninja-Yashiki』は屋敷NFTのなかに『CNP Makimono』を格納することができます。
- イーサ(ETH)
ETH(イーサ)とは、イーサリアムチェーンの基軸通貨(ネイティブトークン)のことをいいます。
イーサリアムチェーンで取引するときのガス代に使用。
仮想通貨の時価総額ランキングは2位(2024年2月現在)で、ビットコインのつぎに人気がある通貨です。
- イールドファーミング(Yield Farming)
イールドファーミングとは、保有している暗号資産をプールに供給して報酬をもらうことをいいます。
供給した暗号資産が取引されることで発生する手数料の一部が報酬でもらえる仕組みに。
流動性マイニングを含めてイールドファーミングとよぶ場合があります。
- インスクライブ(Inscribe)
インスクライブ(Insucribe)とは、デジタル画像をビットコインNFTにすることをいいます。
ビットコインの最小単位である『SATOSHI(サトシ)』に固有の番号をわりあて、その番号と画像を紐づけることでビットコインNFTができあがります。
- インスクリプション(Inscription)
インスクリプション(Inscription)とは、ビットコインNFTになった作品のことをいいます。
デジタル画像をインスクライブしてビットコインNFTにすると、作品に固有のインスクリプション番号がつくことに。
誰でも自由にビットコインNFTが作れるので、インスクリプション番号をもとに本物と偽物を見分けています。
- ウェン(Wen)
Wen(ウェン)とは、『When』を表す言葉で『いつ』を意味します。
『Wen Moon』(価格が急上昇するのはいつ?)や『Wen AL』(AL配布はいつ?)など、他の単語と組み合わせて使われます。
- ウォレット(Wallet)
ウォレットとは、仮想通貨やNFTを保管するためのお財布のことをいいます。
ウォレットがあるおかげで、仮想通貨やNFTの取引がスムーズに行えると理解しておけばOK。広く使われているウォレットとしては『メタマスク』が有名です。
- ウォッシュトレード(Wash Trade)
ウォッシュトレードとは、自作自演でNFTの取引をすることをいいます。
人気があるよう見せかけるために行われる場合や、取引するとポイントがもらえる企画を目的に行われる場合があります。
自作自演で価格を釣り上げて、一般の人が参入してきたところで、保有しているNFTを売り払って利益をだそうとする人もいるので注意が必要です。
- エアードロップ/エアドロ(Air Drop)
エアードロップ(エアドロ)とは、自分のウォレットにNFTや暗号資産が送られてくることをいいます。
NFTや暗号資産をトランスファー(別のウォレットに送ること)をするときに必要なガス代は、相手が払ってくれます。
- エー エム エー(AMA)
AMA(エー エム エー)とは『Ask Me Anything』の頭文字をとった言葉で『何でも聞いてね』を意味します。
コレクション運営がみんなの質問や疑問に答えるイベントのことで、X(Twitter)のスペースやDiscordのステージなどで行われることが多いです。
- エス ビー ティ―(SBT)
SBT(エス ビー ティ)とは、『Soul Bound Token』の頭文字をとった言葉で、別のウォレットに移動できないNFTのことをいいます。
誰かにあげたり、売ったりすることができないため、参加証や合格証、卒業証などがSBTで配布されることも。
一定の基準をクリアしたウォレットにのみSBTを配布することで、簡単にウォレットが見分けられるため、マーケティングに使われることもあります。
- エックスバース(Xverse)
エックスバースとは、ビットコインやビットコインNFT(Ordinalsという)を保管するお財布のことをいいます。
通貨用のウォレットアドレスとNFT用のウォレットアドレスが分かれているので、操作するときは要注意です。
- エヌ エフ ティ(NFT)
NFT(エヌ エフ ティ)とは『Non Fungible Token』の頭文字をとった言葉で、証明書つきデジタルデータのことをいいます。
NFTごとに個別のIDが紐づけられ、ブロックチェーンで管理されています。
ちなみにファイルサイズが大きい画像などは、ブロックに書き込むことがむずかしいため、外部サービスに保存し、その保存先URLがブロックに書き込まれていることが多いです。
- NFT化(Create NFT)
NFT化とは、デジタルデータをNFTにすることをいいます。
『ミントする』と表現する場合あり。
デジタルデータの簡単な情報をブロックチェーンに書き込むことで、個別のIDが紐づけられたNFTができあがる仕組みになっています。
- NFTコレクション(NFT Collection)
NFTコレクションとは、独自の世界観をもった作品を集めて1つにまとめたものをいいます。
コレクションごとに『CNP(シー エヌ ピー)』や『LLAC(エル エル エー シー)』など、固有の名前がつけられています。
- NFTチケット(NFT Ticket)
NFTチケットとは、チケットをNFT化すること、具体的にはチケットに資産的な価値を与えることをいいます。
イベントチケットをNFTにすることで、チケットの偽造防止、転売抑制、保有者限定特典を設定することが可能に。
さらにイベントに参加したことを証明したり、将来的にチケットの価値があがることも考えられます。
- NFT投資(NFT Investment)
NFT投資とは、利益を見込んでNFTを買うことをいいます。
価格が上がる前に購入できれば、転売によって大きな収入を得ることも可能。
ただしNFTは仮想通貨市場の影響を受けやすく、価格がすぐに変動するので、投資するときは注意が必要です。
- NFTドメイン(NFT Domain)
NFTドメインとは、ウォレットアドレスを好きな文字列にかえたものをいいます。
ウォレットアドレスと文字列をひもづける仕組みになっていて、ひもづけを解除したり、べつのウォレットアドレスにひもづけ直すことも可能。
人気がある文字列の場合、高値で取引されることもあります。
- オーディナル(Ordinals)
Ordinals(オーディナル)は、ビットコインブロックチェーンでNFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)を発行できる規格のことをいいます。
オーディナルのことをビットコインNFTとよぶ場合あり。
クリプトニンジャから生まれた『CNO』や、史上最大のOrdinalsエアドロップとして話題となった『Runestone(ルーンストーン)』などがあてはまります。
NFTマーケットプレイス『Magic Eden(マジックエデン)』などで売ったり買ったりが可能。今のところ、OpenSeaでの取り扱いはありません。
- オール タイム ハイ(ATH)
ATH(オール タイム ハイ)とは『All Time High』の頭文字をとった言葉で『過去最高値』を意味します。
市場の勢いがあるときは頻繁にATHが記録されます。
- オール タイム ロー(ATL)
ATL(オール タイム ロー)とは『All Time Low』の頭文字をとった言葉で『過去最安値』を意味します。
市場が冷え込んでATLになる場合と、コレクションのもりあがりが落ち着いてATLになる場合があります。
か行
- ガス代(Gas Fee)
ガス代とは、取引履歴をブロックチェーンに記録するのに必要な手数料のことをいいます。
取引するたびに支払う手数料は、ブロックチェーンを管理する人たちへの報酬につかわれています。
- ガバナンストークン(Governance Token)
ガバナンストークンとは、DAO運営の意思決定に参加できる投票権のことをいいます。
例えば、Ninja DAOには『CNGT』とよばれるガバナンストークンがあり、新しい忍者のオーナーを決めるときなどの投票権に使われています。
メタマスクにCNGTを表示させる方法はこちらユニスワップの『UNI』やパンケーキスワップの『CAKE』、ApeCoin DAOの『APE』など、ガバナンストークン自体が価値をもつことも多いです。
- ギガウェイ(Gwei)
Gwei(ギガウェイ)とは、10億分の1イーサを表す単位のことをいいます。
ETHの最小単位がwei(ウェイ)で、1,000weiのことをKwei(キロウェイ)、100万weiのことをMwei(メガウェイ)、10億weiのことをGwei(ギガウェイ)と表します。
『今のガス代は0.00000001ETHくらいだよ』と言われるより『今のガス代は10Gweiくらいだよ』と言われた方が簡単でわかりやすいですよね。
- ギブアウェイ(Giveaway)
Giveaway(ギブアウェイ)とは、NFTを無料プレゼントする企画のことをいいます。
新しく販売するNFTや高価なNFTをプレゼント対象とすることで、注目を集めたり、フォロワーを増やすマーケティングに使うことも。
結果発表後は、主催者のウォレットから当選者のウォレットに、NFTが無料で送られる(エアドロされる)流れになっています。
- クジラ(Crypto Whale)
クジラとは、市場を動かすほど大量の通貨やNFTを保有する投資家のことをいいます。
クジラが動くと大きな波が起こるように、クリプトクジラが動くと市場価格に大きな影響があるため、クジラの動きを分析するツールなども開発されています。
- クリプトパンクス(CryptoPunks)
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、イーサリアムブロックチェーン上で発行された世界最古のNFTコレクションのことをいいます。
24×24ピクセルのドット絵が特徴のフルオンチェーンNFTです。
売りに出されることが少なく、買いたくても買えない人気コレクション。枚数が少ないエイリアン個体は約27億円で取引されたこともあります。
- ゴックス(GOX)
GOX(ゴックス)とは、仮想通貨やNFTを失ったり引き出せなくなることをいいます。
資産を預けていた仮想通貨取引所がハッキングにあって資産を失う『GOX』と、誤送金やうっかりなど自分の不注意で資産を失う『セルフGOX』があります。
さ行
- シー イー エックス(CEX)
CEX(Centralized Exchange)とは、中央に管理者がいる取引所のことをいいます。
コインチェック/ビットバンク/GMOコイン/バイナンスなどが有名。
ユーザーの『日本円とETHを交換したい』などの取引注文同士を、取引所がマッチングさせて取引が行われています。
CEXの特徴- 法定通貨(日本円)と暗号資産の交換可
- 本人確認が必要
- カスタマーサポートあり
- ジェネラティブNFT(Generative NFT)
ジェネラティブNFTとは、プログラムによって自動生成されたデジタル画像のことをいいます。
あらかじめ作っておいた複数のパーツをランダムに組み合わせて生成するため、おもいがけない作品に仕上がることも。
発行枚数が多いNFTコレクションでつかわれることが多いです。
- ジーエム(GM)
GM(ジーエム)とは『Good Morning』の頭文字をとった言葉で『おはよう』を意味します。
Discordでコミュニティメンバーに挨拶したいとき『GM』と書き込む人が多いです。
- スイープ(Sweep)
スイープとは、複数のNFTをまとめて買うことをいいます。
コレクション運営が自分たちの作品をまとめ買いすることを『運営スイープ』と呼ぶ場合あり。
- ステーキング(Staking)
ステーキングとは、保有している暗号資産をあずけて報酬をもらうことをいいます。
ロック期間が設定されていることが多く、一定期間はあずけた暗号資産を移動することができません。
- ステーブルコイン(Stable Coin)
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ステーブルコインとは、法定通貨(主にドル)と同じ価格になるよう設計された仮想通貨のことをいいます。
USDC、USDT、BUSD、DAIをはじめ、他にもさまざまなステーブルコインあり。
日本の法律では、電子決済手段につかわれるステーブルコインは仮想通貨ではないとされているようです。
ステーブルコインの種類としては、
法定通貨担保型コイン発行元が法定通貨(本物のアメリカドル)を用意して、それを担保に発行されるステーブルコインのこと
仮想通貨担保型発行したいステーブルコインよりも少し多めの仮想通貨を用意して、それを担保に発行されるステーブルコインのこと
無担保型なにかを担保にすることなく、アルゴリズムによってコインの供給量が調整されているステーブルコインのこと
上記の3タイプがあります。
法定通貨がきちんと保管されているか確認できないため、十分な法定通貨を用意しないで発行しちゃってない?という心配があったり、過去にUSTというステーブルコインが価格を維持できず、システム崩壊や価格が大暴落したり、
ステーブルコインだから安心!という訳ではないことは覚えておきましょう。
- スマートコントラクト(Smart Contract)
スマートコントラクトとは、ルールどおりに自動処理してくれるプログラムのことをいいます。
人ではなくプログラムが自動で処理するため、不正な取引をしたり、データが改ざんされる心配もありません。
ただ、ルールにバグなどがあった場合は攻撃の対象になりやすく、バグの修正も簡単にはできないため、大掛かりなコントラクト移行が行われる場合もあります。
- スワップ(Swap)
スワップとは、同じブロックチェーン間で通貨を交換することをいいます。
つかうブロックチェーンが同じなので、交換するときに必要なガス代(手数料)は安く、完了までの時間も早いです。
- ソル(SOL)
SOL(ソル)とは、ソラナチェーンの基軸通貨(ネイティブトークン)のことをいいます。
ソラナチェーンで取引するときのガス代に使用。
2020年に登場した比較的新しい通貨ではあるものの、仮想通貨の時価総額ランキングは5位(2024年2月現在)と人気が高い通貨となっています。
た行
- ダイヤモンドハンド(Diamond Hand)
ダイヤモンドハンドとは、価格の上下に左右されず、NFTや仮想通貨を長期的に持ちつづける人のことをいいます。日本でいう『ガチホ』と同じ意味です。
絵文字で『💎🙌』と表現される場合あり。
反対語として『ペーパーハンド』が使われます。
- ダオ(DAO)
DAO(ダオ)とは、コミュニティ発展に向け1人1人が自律的に行動する組織のことをいいます。
トップがいる会社組織とは異なり、自分の得意なことをいかして自発的に行動できる人たちの集まりです。
コミュニティごとに空気感がちがうので、イロイロなDAOに参加して自分にとって居心地のよいコミュニティを探すのがおすすめかと。
- ダップス(DApps)
DApps(Decentralized Applicatoin)とは、決められたルールに従って動くアプリケーションのことをいいます。
ブロックチェーンでは、決められたルールどおりにコンピューターが自動で動くシステム(スマートコントラクトとよぶ)を自由に設定することが可能。
このスマートコントラクトをつかってサービスを提供しているのが、NFTマーケットプレイスやDEX、ブロックチェーンゲームなどのアプリになります。
- ディスコード(Discord)
Discord(ディスコード)とは、テキストや音声チャットが楽しめる無料アプリのことをいいます。
プロジェクトごとにサーバーを立ち上げることができ、サーバ内ではコミュニティ独自のチャットルームが展開。
パソコンとスマホの両方に対応していて、いつでも自由に閲覧したり、メッセージを書き込むことができます。
- ディー ワイ オー アール(DYOR)
DYOR(ディ ワイ オー アール)とは『Do Your Own Research』の頭文字をとった言葉で『自分でちゃんと調べてね』を意味します。
自分で自分の身を守らないといけない世界なので、誰かが言うことを鵜呑みにするのではなく、きちんと自分で調べてから行動しようね!と伝えたいときに便利です。
- デックス(DEX)
DEX(Decentralized Exchange)とは、中央に管理者がいない取引所のことをいいます。
ユニスワップ/スシスワップ/パンケーキスワップ/カーブファイナンスなどが有名。
暗号資産が交換できるスワップ、暗号資産の貸す/借りるができるレンディング、暗号資産を預けるステーキング、暗号資産を運用するイールドファーミングなど、イロイロなサービスが提供されています。
DEXの特徴- 法定通貨(日本円)と暗号資産の交換不可
- 本人確認が不要
- カスタマーサポートなし
- 転売(Resale)
転売とは、仕入れたNFTを売ることをいいます。
仕入れた価格より高く売ることで収入を得ることができます。
- トランザクション(Transaction)
トランザクションとは、ブロックチェーンに記録される取引履歴のことをいいます。
いつ、誰から誰に、何をいくらで取引したのか、という詳細な取引履歴は、世界中の人がいつでも自由に確認することができます。
な行
は行
- バイナンスコイン(BNB)
BNB(バイナンスコイン)とは、BNBチェーンの基軸通貨(ネイティブトークン)のことをいいます。
仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)が発行する通貨で、BNBチェーンで取引するときのガス代に使用。
パンケーキスワップはBNBチェーン上で取引するため、パンケーキスワップで通貨を交換したり、DeFiに挑戦する場合はBNBが必要です。
- パジーペンギン(Pudgy Penguins)
Pudgy Penguins(パジーペンギン)とは、ペンギンをモチーフにしたNFTコレクションのことをいいます。
ローンチ後、低迷期間を経てプロジェクトの運営メンバーが変更。
パジーペンギンを使ったおもちゃの生産や独自トークン発行情報など、プロジェクトの展開に注目が集まり、現在フロアプライスが高騰しています。
- バー忍(Burnin)
バー忍とは、自分がもっているNFTの絵柄をかえることをいいます。
CNP(CryptoNinja Partners)というコレクションがNFTの絵柄をかえるイベントを行ったとき『バー忍』と表現したことから生まれた言葉です。
もとの絵柄にはもどせないので『さようなら』と『ようこそ』が同時にあじわえるイベントとなっています。
- パブリックセール(Public Sale)
パブリックセールとは、誰でも参加できる販売イベントのことをいいます。
プレセールが終わってから、全員を対象に行われる一般販売になります。
- パーミッションレス(Permissionless)
パーミッションレスとは、特定の許可をもらわずに誰でも自由に活動できることをいいます。
たとえば『クリプトニンジャ』というプロジェクトは、パーミッションレスでキャラクターを利用できるため、 関係者に許可をとることなく、誰でも自由にクリプトニンジャのキャラクターを使って作品を制作&販売することができます。
- バーン(Burn)
バーンとは、不要なNFTをバーンアドレスに送ることをいいます。
バーンアドレス0x000000000000000000000000000000000000dEaD
送るためのガス代を払う必要があるのと、永久に取り出せないので送るときは要注意。
マーケットプレイスによっては非表示機能があるので『これいらないなぁ』というNFTはバーンするのではなく、非表示にしておくのがイイかもです。
- 半減期(Bitcoin Halving)
ビットコインの半減期とは、ビットコインの新規発行枚数が半分になるイベントのことをいいます。
パッと言われてもわからないと思うので、まずは基礎知識から。
ビットコインの総発行枚数は2100万枚と決められています。 いまは毎日、新しくビットコインが発行されつづけていますが、発行されなくなる日がくるということです。
ブロックチェーンは、1つのブロックに書き込む容量がいっぱいになったら、新しく次のブロックが作られる流れになっていて、 21万ブロック生成ごとに『半減期』イベントが設定されています。21万ブロック生成するのに大体4年かかるので、4年おきに半減期がおとずれるというわけ。
- 半減期前 1ブロック生成ごとに50枚ずつ発行
- 半減期後 1ブロック生成ごとに25枚ずつ発行
こんな感じで、半減期のたびにビットコインの発行枚数は半分になっていきます。
ちなみに33回目の半減期をむかえると、ビットコインの新規発行は終了。
ビットコインブロックチェーンを管理する人たちの報酬が半減期のたびに減っていくことになるため、新たな報酬源として『Runes(ルーン)』への期待が高まっています。
- ピー エフ ピー(PFP)
PFP(ピー エフ ピー)とは、『Profile Picture』の頭文字をとった言葉で、SNSなどで設定するプロフィール画像のことをいいます。
人気NFTコレクションは、キャラクターをバストアップ、はっきりした線で描く、画像中央に配置するなど、プロフィール画像に使うために設計されたものが多いです。
- ファッド(FUD)
FUD(ファッド)とは『Fea, Uncertainty, Doubt』の頭文字をとった言葉で、誤った情報や否定的な情報を広めて不信感を煽ることをいいます。
意図的に悪い印象を与えようとする人もいるので、情報の正しさや発信している人がどんな人なのか、よく観察することが大切です。
- ファーミング(Firming)
ファーミングとは、保有している通貨を運用して報酬を得るDeFiの稼ぎ方の1つです。
ファーミングの手順をざっくり解説すると、
- 2種類の通貨を用意する
- 流動性プールに2種類の通貨を供給する
- LPトークン(流動性を供給した証明書)をもらう
- LPトークンをあずける
こんな感じ。
時間の経過とともに、
- 取引手数料報酬(画像でいうとUSDTとBNB)
- ファーミング報酬(画像でいうとCAKE)
上記がたまっていく仕組みになっています。
- ファントム(Phantom)
ファントムとは、ソラナ系の通貨やNFTを保管するお財布のことをいいます。
ウォレット内に異なるチェーン間(イーサリアムチェーンやポリゴンチェーンなど)で通貨を交換できるブリッジ機能あり。
- フォーモ(FOMO)
FOMO(フォーモ)とは『Fear Of Missing Out』の頭文字をとった言葉で、トレンドや流れに乗り遅れたくない感情のことをいいます。
急に価格が上がり始めたのをみて『買うつもりなかったけど、今、買っておかないとダメかも』という感情などがあてはまります。
自作自演で価格をあげて他の人に『今、買っておけば爆益案件かも』と期待買いさせる、FOMOを利用した価格操作が行われる場合もあるので要注意です。
- フリーミント(Free Mint)
自分でガス代(手数料)を払って無料のNFTをゲットすることをいいます。
ガス代の価格は、トランザクション(取引履歴をブロックチェーンに書き込むこと)の混み具合によって、高くなったり安くなったりします。
- ブリッジ(Bridge)
ブリッジとは、異なるブロックチェーン間で通貨を交換することをいいます。
つかうブロックチェーンが異なるので、交換するときに必要なガス代(手数料)は高くなり、完了するまでに時間がかかります。
- プレセ―ル(Pre Sale)
プレセールとは、一般販売より前に行われる販売イベントのことをいいます。
AL(アローリスト)を持っているなど、特定の人向けに行われる先行販売になります。
- フロア価格(Floor Price)
フロア価格とは、コレクションのなかで売りに出されている作品のうち、1番安い価格のことをいいます。
『フロア』と略す場合あり。
- フロアスイープ(Floor Sweep)
フロアスイープとは、コレクションのなかで売りに出されている作品のうち、価格が安いものから順にまとめ買いすることをいいます。
フロア価格を引き上げて、コレクションをもりあげるために行われる場合が多いです。
- ブロックチェーン(Blockchain)
ブロックチェーンとは、取引履歴が記録できる技術のことをいいます。
ブロックに記録された情報は、いつでも誰でも確認することができ、データの改ざんがされにくい仕組みになっているのが特徴。
ビットコイン(BTC)を取り扱うビットコインチェーンやイーサ(ETH)を取り扱うイーサリアムチェーンなど、いろいろな種類のチェーンがあります。
- ベイシー(BAYC:Bored Ape Yacht Club)
BAYC(ベイシー)とは、猿をモチーフにしたNFTコレクションのことをいいます。
『お金を持て余した退屈な猿たちがクラブを作りバーでたむろする』をコンセプトに作られたNFTです。
マドンナさんやジャスティン・ビーバーさんなど、著名人の購入履歴も多いコレクションとなっています。
- ペーパーハンド/ペパハン(Paper Hand)
ペーパーハンド(ペパハン)とは、NFTや仮想通貨を長期的に持ちつづけるのではなく、すぐに売る人のことをいいます。
絵文字で『🧻🙌』と表現される場合あり。
反対語として『ダイヤモンドハンド』が使われます。
- ホルダー(holder)
ホルダーとは、特定のNFTを保有している人のことをいいます。
CNPというコレクションのNFTをもっている人を『CNPホルダー』、LLACというコレクションのNFTをもっている人を『LLACホルダー』など、コレクション名+ホルダーで使われることが多いです。
ま行
- マーケットプレイス/マケプレ(Marketplace)
マーケットプレイス(マケプレ)とは、NFTを買ったり、売ったりできる場所のことをいいます。
OpenSea(オープンシー)、Blur(ブラー)、Magic Eden(マジックエデン)、Rarible(ラリブル)などが有名です。
- マティック(MATIC)
MATIC(マティック)とは、ポリゴンチェーンの基軸通貨(ネイティブトークン)のことをいいます。
ポリゴンチェーンで取引するときのガス代に使用。
Maticというブロックチェーン名でローンチ後、途中でPolygonに変更。現在、トークン名をMATICからPOL(ポル)に変更する提案がだされています。
- ミント(Mint)
ミントとは、デジタルデータをNFTにする(NFT化する)ことをいいます。
デジタルデータの情報をブロックチェーンに書き込むことで、個別のIDが紐づけられたNFTとなります。
NFTの売り方としては、売り手がミントしたものを買ってもらう場合と、買い手自身にミントしてもらう場合があります。
- ミント割れ
ミント割れとは、初回の販売価格より安くなることをいいます。
ミント割れするとコレクションに良くない影響があるため、初回販売の価格を安く設定してはじめるところもあれば、
初回販売で大量の売れ残りがでた場合、ミント割れを防ぐために、売れ残ったNFTをバーンして発行枚数を調整するコレクションもあります。
- メイシー(MAYC:Mutant Ape Yacht Club)
MAYC(メイシー)とは、BAYCから派生したNFTコレクションのことをいいます。
BAYC保有者にSerum(血清)がエアドロされ、保有しているBAYCに血清を投与するとMAYCがうまれる仕組みに。
8枚しか配布されなかったM3という血清が投与された個体は希少性が高く『Mega Mutant Ape』とよばれています。(個人的に#30005 Mega Trippyが大好きです)
- メタマスク(MetaMask)
メタマスクとは、イーサリアム系の通貨やNFTを保管するお財布のことをいいます。
メタマスクを接続することで、NFTマーケットプレイスやイロイロなサービスが利用できることに。イーサリアムチェーンのほかに、ポリゴンチェーンやBNBチェーンなどにも対応しています。
や行
- ユーティリティ(Utility)
ユーティリティとは、コレクション運営がNFT保有者に提供する特典のことをいいます。
保有者のみ使えるサービスの提供や、保有者のみ追加でNFTが配布されるなど、内容はコレクションによってさまざま。
ユーティリティが充実しているほど、保有者は『持っていてよかった』を体感できます。
ら行
- ラグプル(Rug pull)
ラグプルとは、プロジェクト運営が集めた資金と共に姿を消す詐欺手法のことをいいます。
ラグプルに騙されないためには、投資や取引をするまえに、信頼できるプロジェクトかどうか運営の言動をしっかり観察することが大切です。
- ラビ―(Rabby)
ラビ―とは、通貨やNFTの保管とリボークができるお財布のことをいいます。
ウォレットの管理ツールを提供しているDeBankが運営。
あやしい接続先に警告をだしてくれたり、ウォレット内で簡単にリボーク(アプルーブを取り消すこと)ができます。
- リキッドステーキング(Liquid staking)
リキッドステーキングとは、ステーキングしながらDeFi運用もできる仕組みのことをいいます。
リキッドステーキングを提供するプラットフォームとしては『LIDO(ライド)』が有名。
LIDOではETHをあずけると、あずけた証明書として『stETH』がもらえる仕組みになっています。
(stETHとは『Staked』と『ETH』が組み合わさったもの)
例えば、LIDOに1ETHあずけたとします。メタマスクを見ると、あずけた分の『1ETH』がなくなったかわりに『1stETH』がもらえた状態に。 この『1stETH』をつかって、なんとDeFi運用ができちゃうんです!
つまり、LIDOでETHをステーキングしてステーキング報酬をもらいながら、CurveでstETHを運用して手数料報酬をもらうことが可能ということ。
リキッドステーキングの詳しいやり方については別記事でご紹介します!
- リスト(List)
リストとは、NFTを売りに出すことをいいます。
自分が保有しているNFTを転売するときはもちろん、自分で作ったNFTを出品するときにも『リストする』が使われます。
- リビール(Reveal)
リビールとは、遅れて絵柄が公開されることをいいます。
NFT保有者はリビールまで絵柄が明かされないため、どんな絵柄にかわるのか、わくわく感を楽しめます。
- リボーク(Revoke)
リボークとは、アプルーブを取り消すことをいいます。
しばらく資産を移動させる予定がない場合は、リボークしておくのがおすすめ。悪い相手にアプルーブを与えてしまった場合は、すぐにリボークしましょう。
- 流動性プール(Liquidity Pool)
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(今回はFiNANCiEのランキング1位にいるCNGトークンを例に解説していきます)
CNGの運営が『FiNANCiE』でプールを作りました。プールのなかには『CNGトークン』といわれるものがたくさん入っています。
ちなみに、このプールを作るのにお金は一切かかっていません。ただCNGトークン(枚数制限あり)が入ったプールを作ったのです。
つぎにCNGの運営は、CNGトークンのおもしろさや将来性についてみんなに語ることにしました。
話を聞いた人たちはCNGトークンに興味をもちはじめ『日本円を払ってでもCNGトークンがほしい』という人まで現れはじめます。(実際に日本円を払ってCNGトークンを手に入れた人は2,000人いました。)
2,000人がトークンを買ってくれたので、プールのなかには始めから入っていたCNGトークンと日本円が一緒に入っている状態になりました。
DeFiという世界ではこのプールのことを『流動性プール(Liquidity Pool)』とよんでいます。
この流動性プールがあるおかげで、
トークンを買う人- プールに日本円を入れる
- プールからトークンをもらう
トークンを売る人- プールにトークンをもどす
- プールから日本円をもらう
トークンの売り買いができる仕組みができあがっています。
分散型取引所(DEX)といわれるユニスワップやパンケーキスワップで自由に通貨同士を交換できるのは、いろいろな通貨の流動性プールがあるためなのです。
- 流動性マイニング(Liquidity Mining)
流動性マイニングとは、LPトークンをあずけてガバナンストークンをもらうことをいいます。
LPトークンとは、保有している暗号資産をプールに供給するともらえる証明書のようなものです。
その証明書をDEXにあずけることで、そのDEXが発行しているガバナンストークンをもらうことができます。
- レンディング(Lending)
レンディングとは、保有している暗号資産を貸して利息をもらうことをいいます。
期間を決めて貸し出し、満期になると利息とともに返ってくる流れになっており、銀行の定期預金と似た仕組みになっています。
- ルーン(Runes)
Runesは、ビットコインブロックチェーンでFT(ファンジブルトークン:代替可能なトークン)を発行できる規格のことをいいます。 ビットコインブロックチェーンでコインが発行できちゃうんですね。
Ordinalsの開発者によって展開されているプロジェクトです。
ちなみに現時点で最も取引されているトークンは『SATOSHI・NAKAMOTO』とのこと。 Runestone保有者にエアドロされた『DOG』にも注目が集まっています!
- ロイヤリティ(Royalty)
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ロイヤリティとは、NFTが転売されるたび制作者に還元される手数料のことをいいます。
売上の10%以下に設定しているところが多いです。
ロイヤリティ収益はプロジェクトの大切な収入源の1つなので、ロイヤリティが設定できないマーケットプレイスとは距離を置くプロジェクトが出始めています。
- ロール(Role)
ロールとは、Discordコミュニティで付与される役職のことをいいます。
限定チャンネルに参加できるロールやコミュニティメンバー向けに音声配信できるロールなど、コミュニティによってさまざまなロールが用意されています。
人気NFTのAL(優先購入権)がもらえるロールもあったりと、ロールをもらうためにタスクをこなす人も多いです。
- ロールバック(Rollback)
ロールバックとは、システムエラーが発生する前の状態にもどすことをいいます。
処理の巻き戻しやブロックチェーンの再編成などと呼ばれる場合あり。
ざっくり解説すると、システムエラーが発生したブロックをなかったことにして、前のブロックにもどり新しくブロックを作成していく感じです。
次のブロックにいくときに、エラー発生ブロックを無視して前の状態にもどす方法と、ブロックチェーンをフォークして新しくブロックを作成していく方法があります。
- ローンチ(launch)
ローンチとは、新しい商品を販売したり、新しいサービスを開始することをいいます。
『ローンチまであと〇日‼️』など、販売開始日をもりあげるために使われることが多いです。
ちなみに新しいコレクションの立ち上げをサポートするシステムのことを『ローンチパッド』とよびます。
わ行
- ワグミ(WAGMI)
WAGMI(ワグミ)とは『We’re All Gonna Make It』の頭文字をとった言葉で、経済的な成功を目指して励まし合うときに使われます。
『うまくいく』『みんな成功する』『爆益だぜぇい』などの意味が込められています。