こんにちは。おもち(@omochibigaku)です。
このページではOpenSeaでガス代が発生するタイミングについてわかりやすく解説していきます。
本記事は下記ツイートのまとめになります。
🔰NFT講座🔰
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) May 4, 2022
NFTを売買するときにかかるガス代についてまとめました。
いまガス代がどのくらいかはこちらでチェック🔽https://t.co/zpmeSTSIyB
『Gas Price (legacy)』の数値が
✅10~20:ガス代が安い
👉ねらいめ
✅200~300:ガス代が高い
👉日時をあらためる
ガス代を安くする方法おしえます🙌 pic.twitter.com/RVxnHzBT7R
OpenSeaでガス代が発生するタイミング【イーサリアムの場合】
NFT販売者が払うガス代
まずはNFTを販売(転売)する人が払うガス代から。

- はじめて作品を出品するとき
- オファーを受けいれるとき
- NFTメタデータをIPFSに保存するとき
- Giveaway企画で作品をエアドロするとき
- 固定価格販売をキャンセルするとき
- オークションをキャンセルするとき
①はじめて作品を出品するとき
OpenSeaでは、はじめて作品を出品するときにガス代がかかります。
最初の1回を払ってしまえば、2回目以降は無料で作品を出品できます!
②オファーを受けいれるとき
販売中のNFTにオファーがつき、その価格で売ってもいいとオファーを受けいれるときにガス代がかかります。
③NFTメタデータをIPFSに保存するとき
NFTメタデータ(作品名/画像データ/作品の概要など)をOpenSeaのサーバーではなくIPFS(分散型サーバー)に保存するときは、1作品ごとにガス代がかかります。
IPESに保存するとメタデータが凍結されるため、作品を削除したり編集することができなくなります。
④Giveawayで作品をエアドロするとき
Giveaway企画などで作品を無料で配布するとき、作品を送るためのガス代がかかります。
⑤固定価格販売をキャンセルするとき
固定価格販売をキャンセルするとき、ガス代がかかります。
なお、キャンセルではなく、作品そのものを削除する場合はガス代がかかりません。
まだ1回も売れていない作品の『販売を中止したい』『価格をあげたい』ときは、キャンセルするのではなく、一度作品を削除して新たに登録しなおす方がお得です。
⑥オークションをキャンセルするとき
オークションに出品中の作品を、やっぱり売るのやめようと取り下げるとき、ガス代がかかります。
NFT購入者が払うガス代
つづいてはNFTを購入する人が払うガス代です。

- 固定価格販売で購入するとき
- オファーをキャンセルするとき
- 黒ETHから紫ETHに交換するとき
- 黒ETHから赤ETHに交換するとき
①固定価格で作品を購入するとき
固定価格で販売中のNFTを買うとき、ガス代がかかります。
②オファーをキャンセルするとき
買いたいNFTにオファーをだしたあとで、やっぱり買うのやめようとオファーを取り下げるとき、ガス代がかかります。
③黒ETHから紫ETHに交換するとき
ポリゴンで販売されているNFTを買いたい場合は、紫ETHが必要です。
OpenSeaにて黒ETHから紫ETHに交換することが可能で、交換するときにガス代がかかります。
④黒ETHから赤ETHに交換するとき
オファーやオークションでNFTを購入する場合は、赤ETH(WETH)が必要です。
OpenSeaにて黒ETHから赤ETHに交換することが可能で、交換するときにガス代がかかります。
お金に余裕がある方は多めに赤ETHと交換しておけば、次回から無料でオファーやオークションに参加することができます。
イーサリアムのガス代が安い時期と高い時期

イーサリアムのガス代はこちらのサイトで確認できます。

『Gas Price (legacy)』の数値が
- 20~30:ガス代が安い時期
- 200~300:ガス代が高い時期
Gas Price (legacy) の数値が200を超えているときは、行動を控えた方がよいのかと。
OpenSeaで発生するガス代を安くする方法

OpenSeaで発生するイーサリアムのガス代は、数分待つと安くなります。
たとえば1万円越えのガス代が表示されたとします。

『確認』ボタンは押さずに、この画面のまま2~3分ほどガス代をながめましょう。
2~3分ほどながめているとその時点でのガス代の最高値と最小値の傾向がわかってくるので、目安をつけて安くなった瞬間に『確認』ボタンを押しましょう。

数分待っただけでガス代が3,000円ほど安くなりました!
ガス代が安くなるのを待っているあいだに、同じ作品が売れてしまった場合、ガス代だけ払って作品を手に入れられないことがあります。
ガス代が安くなるのを待っていたら、ずいぶん時間がかかってしまったという場合は、一度『拒否』ボタンをクリックして、その作品が売れていないか確認するようにしましょう。